室内楽では演奏者全員が指揮者のようなものですから、楽譜どおりに弾く楽しみ以外に音楽を創る喜びが味わえます。そのために音楽そのものへの理解を深めるようにすることも重要です。いろいろな理解の方法があります。
参考書として下記をあげます。
東京書籍 中村孝義 406頁 定価2,621円 目次
東京書籍 中村孝義 406頁 定価2,621円
目次
室内楽の演奏室内楽の流れと位置づけを理解するために愛好家必読の書です。この本をまづ読んでみてください。室内楽を演奏する基本的なわきまえのようなものが身につくと思います。
The Art of String Quartet Playing ?Practice,Technique and Interpretation By M.D. Herter Norton(著) 春秋社 阿部卓也・大橋咲子(訳) 190頁 定価 2,800円
非常に豊富な譜例があり全体にわかりやすく、丁寧に書かれています。弦楽四重奏のみならず室内楽全般に通用する内容であり、室内楽演奏の為のイディオムが詳しく説明されています。演奏法を知ることと演奏できることは全く違いますが、何をやるべきかを知る上で一読する必要はあります。
何でも書いてあります。座右に置く価値があります。
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