目次に

プレイエル
Pleyel, Ignaz Josef (1757-1831)

フランスで活躍したオーストリア出身の作曲家。
ヴァンハル、ハイドンに師事した。ピアノ製作者としても有名。

弦楽器の曲もたくさん書いていますがピアニストで弦楽器を演奏できたかどうかは
はっきりしません。

作品 6 Duette Op.23 No.1 B-dur
楽章構成 I:Allegro/ II:Rondo

第1楽章
Vn1

Vn2

第2楽章
Vn1

Vn2

弾いてみた感じ このシリーズは教育の目的ではなく演奏して楽しむという目的で書かれたのではないかと思います。演奏会にも使えると思います。
技巧上の特徴 プレイエルは本業が作曲家ですので、ヴァイオリン奏者の作品に出てくるような技巧的なパッセージや修飾音はでてきません。とても自然に作曲されています。音域はg’’’まで出てきます。2楽章には一箇所だけe-g'''-eという大跳躍がVn1,Vn2の両方に出てきます。
合奏の特徴 ハイドンににていて合奏はやさしい。練習だけでなく家庭や少人数での集まりで楽しく演奏できます。
演奏時間 1楽章:142小節、2楽章:206小節