目次に

コレット
Michel Corrette (1709-1795)

フランスの作曲家、オルガニスト。各地でオルガニストをつとめたがアマチュア向きの平易な作品を多数書いている。さまざまな楽器のために少なくとも17の教則本を書いている。

作品 Suite (1738)
楽章構成 I:Ouverture(Grave)/ II: Gay/III: Lentement(Lento)/IV: Sarabande/V: 1Menuet/VI: 2Menuet/VII: Loure(Moderato)/VIII: Chaconne(Moderato)
の8曲です。

Ouverture


Gay


 

Chaconne



弾いてみた感じ 難しいところはないのですが、舞曲、とくにルーレなどはリズムになれていないと落ちてしまいます。
技巧上の特徴 どちらのパートもファースト・ポジションだけです。癖のある音型がなく基本どおりです。
合奏の特徴 序曲に続いて16小節程度の舞曲が続きます。舞曲の性格しるとそれらしくなります。技巧的にはやさしいのですがイネガルなど当時の演奏慣習をしっている方と演奏すれば見違えるほど面白くなると思います。
演奏時間 1楽章:12小節、2楽章:43小節、3楽章:8小節 4楽章:16小節、5楽章:24小節、6楽章:16小節、7楽章:16小節、8楽章:72小節