目次に

ベリオ
Berio Charles Auguste de (1802-1870)

ベルギーのヴァイオリン奏者、作曲家。フランス・ベルギー楽派の創始者としてヴァイオリン史上重要な地位を占めている。
短期間であるがパリ音楽院でバイヨー師事した。

注:バイヨ(Baillot, Pierre 1771-1842 仏)Sainte Marieの弟子、「ヴァイオリン奏法ーL'art du violon(1834)」で有名。

作品 3 Duos concertants Op.57-1
楽章構成 I:Moderato/ II: Adagio moderato/ III:Rondo(Allegro con spirito)

第1楽章ー冒頭 (Vn1)

第1楽章ー冒頭 (Vn2)

第2楽章ー冒頭 (Vn1)

第2楽章ー冒頭 (Vn2)


 

第3楽章ー冒頭 (Vn1)

第3楽章ー冒頭 (Vn2)

弾いてみた感じ 弾いたことはありませんが、パーティなどでこのような曲をご披露できたらいいなあと思います。
技巧上の特徴 デュオ・コンチェルタンテの名称にふさわしくどちらのパートにも重音奏法、連続するスタカート等ヴァイオリンの技巧がちりばめられています。またベリオならではの甘いメロディもふんだんに使われております。
合奏の特徴 アンサンブルとしての複雑さはありませんが、2小節に及ぶ16分音符による連続のスタカートを二人で呼吸を合わせて演奏するのはなかなか大変だと思います。
演奏時間