所在地: パリ, フランス 設立:1841年ころ
歴史:
アルフォンス ルデュックは5代にわたって父から息子に引き継がれた同族会社です。ルデュックの家系はバーガンディのArney-le-ducにさかのぼりますが、パリのルデュック社を設立したのはナント出身のアルフォンス・ルデュックでした。創立者の息子であるアルフォンス・シャルル・ルデュックは有名な器楽の教育方法を出版しましたが、この出版によりルデュック社の名声が確立し、広く知られるようになりました。
シャルルの息子であるアルフォンス・エミール・ルデュックは教育的なカタログを発展させ、何人かの重要な交響曲作曲家の作品を出版しました。クロード・アルフォンスとギルベール・ルデュックは5代までビジネスを発展させ、現在の1985年からの社長に引き継がれております。1985年からの役員はフランソワ・ルデュック とバシーユ・クリシュトンであり、それぞれの兄弟であるジャン・ルデュック とミシェル・クリシュトンにより補佐されております。
Bornemann, Gras, Hamelle, Heugel, Hortensia社の買収をしましたが、10年前に米国の出版会社であるRobert King Music Co.の買収によりアルフォンス・ルデュック社は国際的な出版社の仲間入りをしました。
特長:
アルフォンス・ルデュック グループのカタログは器楽及び声楽の分野で教育音楽、演奏会用音楽を幅広くカバーしております。
木管及び金管楽器のための教則本については初版以来、世界中の標準になっております。それはフルートの為のAltes 、Taffanel & Gaubert、オーボエの為のBarret,クラリネットとサクソフォーンのためのKlose, そしてトランペットの為のArbanなどが上げられます。またGaribordi, Jeanjean ,Maxime-Alphonse, Moyse, Mule等のスタディ・コレクションは世界中の教師・学生には非常に有名なものです。同様にフランス派の重要な作曲家であるBozza, Busser,Dubois, Caubert, Ibert, Jolivet, Pierne, Tomasi その他多くの独奏及びアンサンブル作品の出版で知られております。
ルデュックのオルガンのカタログは世界的に最も重要なカタログとされており、Alain, Dupre, Langlais, Messiaen, Tournemire, Vierne そしてWidorの作品を収録しております。
演奏用楽譜の分野においては、次の作曲家の作品を出版しております。Boulez, Charpentier, Chaynes, Delerue, Denisov, Dutilleux, Florentz, Hakim, Ibert, Jolas, Jolivet, Louver, Messiaen, Milhaud,そしてTomasiが上げられます。声楽とオペラの分野については、Canteloube, Deliebes, Faure, Hahn, Massenet, Offenbach そしてPoilencがあげられます。
新しい世紀を迎えるに当たり、アルフォンス ルデュックは世界の主導的楽譜出版社としての名声を保つと共に教育および教師、音楽家の為のプロフェッショナルなレパートリーにおいて最高の作品を提供して行きます。
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